熱間圧延ロッド
製造方法。円形のロッドの断面を、素材が熱い間に削減します。表面の仕上げは冷間引抜加工ワイヤーと比べてスムーズではなく、冷間引抜加工ワイヤーと比べて一般的に楕円性が高くなります。
冷間引抜加工
製造方法。ワイヤーの断面エリアまたはセクションの太さを、熱を使用せずに削減します。
冷間圧延平線
丸線を2面で圧延し、端の部分に自然に丸みを付けます。
冷間圧延セクション
丸線を4面以上で圧延し、端の部分をコントロールして角に丸みを付けます。
スプリングテンパー
特定の等級の素材で、標準スプリングテンパー状態を与えるために行う特定量の冷間加工。
ナンバーワンテンパー
ワイヤーを標準ナンバーワンテンパー状態にしますが、完全スプリングテンパーにするよりは少量の、特定量の冷間加工 (すべての合金での標準条件ではありません)。
特殊テンパー
お客様によって指定される機械的特性になるように製造。
コーティング
自動巻 (バネの巻きなど) を支援する慣性潤滑剤を塗ったワイヤー。
クリーン
ワイヤー表面にコーティングがないこと
焼きなまし
熱処理により軟化してあること。
エージング/析出強化/時効硬化
熱処理を行って素材の機械的特性を強化した状態 (伸張強度、硬度など)。エージング済みのワイヤーの形成が不可能な場合があるため、この手順は一般的に完成品で行われます。
形成後の熱処理
完成品の標準熱処理を行い、その結果の機械的特性が典型値になります。ほとんどの場合では、冷間加工と熱処理を組み合わせれば異なった機械的特性を達成できます。特定要件につきましてはお問い合わせください。
最終熱処理後にサンプルで能力テストを実施し、弊社製品が御社の要件に適合するかどうかを実証し、結果を証明することができます。
伸張強度
記載されている伸張強度の範囲は、特定の供給標準条件における各合金の一般的な範囲です。弊社でこれらの材料を製造しているため、お客様のご要望に合わせて伸張強度を調整することが可能です。
動作温度 (近似値)
データシートに記載されている動作温度は、完成品/部品の設計および動作状況によって変化する近似値です。
発送日
アロイ・ワイヤーから出荷する日であり、お客様のドックに到着する日ではありません。